子供の施術について
大人と同じですが、体に合ったエネルギーでおこないます。
自分で症状を言えない事も多いので、まずはリラックスさせながら、状態をチェックします。
優しく撫でてあげながら、手当をしながら、気持ちを聞いてあげながら、マッサージしていきます。
親御さんには、簡単なマッサージのやり方もご指導しています。
◆うつっぽくなってしまったお子様の対応について
私はプロの心理カウンセラーではありません。施術とコミュニュケーションで対応していきます。
同じ母親としてお役に立てたら幸いです。
この頃、子供が、元気がない、うつっぽいなどと、親子さんから、相談を受けます。
体調不良で元気がないが、原因がわからない、食べられない、微熱があるなどの症状です。
学校にいけないなくなると、途端に親御さんは深刻になってしまわれます。
はっきり書かせていただきますが、うつっぽい時は、カウンセリングも必要ですが、リラックス出来るマッサージも、かなり効果があります。
Ⅰ)うつっぽくなりそうな時、学校に行けなくなるなる時の、SOSの前兆・留意点を書いておきます。
私の失敗談も含めて書きます。
①まずは学校に行けない症状は遅刻が多くなります。
(我が息子も遅刻しても学校に行くように厳しく私は言い聞かせてましたが・・・。 )
②しかしそのうち、本当に元気がなくなり、好きな事もやらなくなり、疲れたと言いだして、家に戻っても部屋にこもりがちになり、部屋で横になってごろごろする時間も増えてきます。
③「学校やめたい。行きたくない。」とポツリと言う会話が出始めます。
元気がない中で、SOSサインが出始めます。
以上がうつっぽくなる前の症状です。
Ⅱ)しかし、親はマダマダ気がつかないままです。そんな事を言っているうちに時間が過ぎて・・・・・・・・・
①親は、学校の勉強がどんどん進み、ついて行けない事を心配してしまいがちです。
そんななか親御さんに知っていてほしいことは、一番辛いのは、本人なのである事を忘れないでほしいと思います。
②しかし子供はそれなりにかなりに親に気を使っているのです。
元気がない時期は半年位がんばって子供なりに、なんとか学校に行ったり、行けなかったりです。
必死で子供なりに頑張っているのです。
③ ・・・・・・がついに、本当に行けなくなり、動けなくなる、倒れるケースも多いのです。
◆そんな時は・・・・・・
ダメになる前に 少し子供さんに時間を取って、ゆっくり一緒にいてあげる時間を取ってほしいと私は強く感じます。
経験からです。子供は、独りで、思い患っているのです。
ぐるぐる頭で考えたりしているのです。
◆注意・・・・・・親も子供に甘えている場合も多いです。
仕事が忙しい、家族の介護、自分の趣味など、けっこう頭の中は、子供そっち退けの場合が多いからです。
Ⅲ)周りを気にする子供は仮面をかぶっている・・・
我慢我慢でパンパンに破裂しそうな風船のような心を抱えている子達のタイプ
①真面目なタイプ
真面目でぎりぎりまで我慢します。こうでなければならないと思っている。
いつか倒れてもおかしくない。
うつ病ぽくなるか、ギリギリまでねばならないと思い自分に厳しい。優等生。
②優しく思いやりがある性格
自分の気持ちより、人の気持ちを先に考えてしまからです。
周りに気遣うタイプ。人目を気にして、なんとなく怯えていたり、
必死で耐えて、我慢して回りを心配させないようにしているのです。
どんなに寂しくても、悲しくても言えない。
心配させたら親が困ると知っているから。
③仮面をかぶっている
見せたくないのです。そんな子供が、パンパンの風船の心が破裂しそうな中で、
頑張っているのを親は知るよしもないのです。内気で、自分を出せないので、
仮面をかぶったような子に多いのです。仮面うつ病という言葉もあります。
本人は、心配して欲しくない。自分の事よりも回りを一番に考えるのが
普通のことと思っている。又自分でも気がつかないかもしれない。
故にそんな子供の親や回りは、全く気がついていない。
◆実例
①こんな場面が前働いていた仕事先の学童保育でありました。
私は、その仮面をかぶった優等生に、さりげなく話しかけました。いつも優等生タイプで手のかからない子供です。
周りに合わせることが出来る大人びた子供でした。私は言います。
「時々ママかパパに、マクドナルドでアイス食べに、デートみたいに連れて行ってもらいなよ。少しだけデートしたいって、話してみたら」
と勧めたりします。両親は共働き、下にまだ小さな生まれたばかりの妹がいます。
本当は、寂しかったり、辛かったりしているのです。
甘えられないけど甘えたいのを我慢していました。諦めたようなさみしそうな大人の顔つきを時々するので、私にはわかりました。
本人からさみしいサインを出していたので私は話かけました。
その子に、親御さんにたまには甘えてごらんとすすめました。
(ちょこっとでよいのです。本気で親は子供と向きあう時間をつくってほしかったので。それで子供は救われるのですから。)
②子供の返事は、「……親は忙しいから無理だよ」。ポロリと涙を浮かべていました。
その後からマクドナルド家さんごっこを始め遊んでいました。
自分とお母さんとで楽しそうに会話をいれながら、独り遊んでいました。
③泣いたり、かまってほしいと、甘えて来る事のできるタイプは、まだ発散出来るから、親は気づけるからいいのです。
まるで大人のように良い子ほど、回りを気にして、自分の心を閉ざしています。
いつの日か、心がひび割れて、取り返しのつかない事になってしまう場合がないことを祈る私ですが・・・。
④それは子供だけでなく大人達にも同じです。
自分を出せるようになる迄、私はバカな事を言って笑わせたり褒めたりしながら、その閉ざした心のドアを少しずつ、優しく開けて、風通しをよくしていく事をお手伝いします。
それが、私の仕事です。さみしさの穴を埋めたりしなだら、その時の思いに戻り、寄り添うのです。
痛々しい子供の心をどうか親御さん気がついてあげて下さい。
人は支えられて、愛されているとわかった時に強くなれるのです。
Ⅳ)家族がなすべき大切なこと
①親は、お子様が小さい時から、きちんと態度で「大好きだよ」と言い、抱きしめてあげて下さい。
「大好き大好き」と、言ってあげてください。
②もちろん親御さんも生活に追われ大変なのも良く分かります。
しかし、子供自身が、誰かに支えられている自覚がないと、もろいのです。
子供が屈折したり、うつ病になったりしやすいのです。
後の一生は安定した大人になれるので、忙しい時は「忙しくても本当はあなたとあそびたいの、大好きだから」と話しかけてください。
③子供は寂しさをまぎらわす手段は知らない。
真面目な子ほど、大人で言う、気晴らし・娯楽(お酒やカラオケや、おしゃべりなど)はマダマダできないし、無理なのです。
ひたすら回りを気にして、我慢して、良い子でいることで、親が喜ぶ顔を見て安心できるので、我慢するのです。
けなげで、痛々しく感じるくらい頑張っているのです。
④本気で子供と向きあってください。大丈夫?と話しかけてあげてください。
子供の心は、本人が隠そうとしてもしばらく見ていればわかります。
壊れそうな心を見られると本当に壊れてしまうと必死で思う子供もいます。
本当に頑張っているので、見せてはいけないと思っているのです。
親が悲しむ、心配する、自分さえ我慢すれば・・・、と思っています。
⑤優しく安心できる環境を・・・。
小学生の子供が寂しかったり、苦しいときに、そばにいてあげられるのは親御さんだし、回りの大人です。
そして、この環境がものすごく大切だと思います。
本当に子供は安心していられる場所があれば必ず、少しずつ、元気を取り戻します。
でも時期が来たら働かせなければならないので、厳しい姿勢で出来るようにも覚悟しておきましょう。
⑥会話の大切さ・・・・・。
もしうつっぽくなって外に出られなくなったら、騒がず、落ち着いて、いつものテレビ、お天気や、日常の会話を心がけてください。
決っして特別扱いはしてはいけません。
あくまでも自然に、いつも通りに接する事が大切です。
◆この時、家族の対応、支え、協力がかなり必要です。
「勉強ができなくても、学校に行けなくても、あなたは大切な私の子供なのですよ」と伝え続けてあげましょう。
「生きていてくれるだけでいいんだから、少し疲れているだけなのだから、少し休んでゆっくりしましょうね。」
⑦優しく暖かな気持ちで見守って行く事が一番、回復を早める近道なのです。
子供は感が鋭いので、心底から子供の生きる力を信じて、元気になると思って信じてください。
時間がかかっても、必ず元気になります。
親も試練です。子供は親の短所が似てきます。故にずうっと家にいると、親もカッとします。
しかし、子供とは一生付き合わなければならないのです。
たかがこの10年位のごちゃごちゃに巻き込まれて、流されてたまるものか・・・と信じて、覚悟して見守ってくださいね。
⑧悲しい位に、本当に本当に親御さんも試されます。親も一緒に成長させてもらえます。
謙虚に、穏やかに、しかし真剣に向きあいながら、ゆっくり進みます。
一歩づつ、たとえ止まっているように感じていても、それは進化の過程だと信じてください。前向きに捕えていきましょう。
親と子供はテレパシーでつながっているのですから。
本当に闇から必ず光に脱け出せる、と信じて下さい。
Ⅴ)家族で会食するぐらいの金額で当院は施術を受けられます。
①子供のうつっぽさは薬では治りずらいのです。
安心できる、ゆっくりできる言葉、場所や、マッサージが近道だと感じます。
お子様が、何だか元気なくて、苦しそうだったら、一緒にいらして下さい。
②疲れ果てて、動けない時もあるでしょう。
我が息子も3ヶ月位起き上がれませんでした。
ぐったり寝込んでいました。 相当我慢していたのでしょう。母は後から知ります。
すざまじいストレスを抱えていたことに気づくこともあるでしょう。
親も自分を責めてしまいますが、そんな事を思っている場合ではないのです。
子供を救う為に気持ちを切り替えて行くしかないのです。
枯れた花を、水と太陽の優しい光の言葉で育て直せばいいだけのことです。
自立したいと言ったらアパートを借りましょう。親から離しましょう。アルバイトでいいので働かせましょう。
③長期的展望で覚悟する。
自分を攻める→落ち込む→悲観的になる・・・循環の流れがしばらく続くかもしれません。
時間もかかるかもしれません。しかし未来を信じてください。
お子様には、ホッとできる、安心して守られている、という環境にいると思わせる事が大切です。
自己治癒力はあるのです。しかし甘やかしてはいけません。
毅然と接する時も必要です。我慢大会です。元気になって来たら、外に働かせに行かせましょう。
ペットを飼うのもいいですね。友達、カウンセラー、電話相談、何でもありです。
子供の一生がかかっているのです。
④片親で余裕がないとおっしゃる方もおられると思いますが、子供さんにはきちんと言葉で伝えてください。 「あなたの為にも生きる為に働いているの、目をかけれず、さみしい思いをさせてごめんなさい。」
そしてもし、子供がさみしい顔をしたり、「だっこして」と言ってきたら、子供を抱きしめてあげてください。
⑤親もリラックス・・・。気晴らしも必要、親子で共倒れしてはいけないのです。
そのための当院でのリラクゼーションと思っていただけたら良いと思います。
安心して何でもお話して大丈夫です。応援させていただきます。